梅雨中休み 東京
衝撃的な増田レポート、地方消滅の対論として出された「農山村は消滅しない」。実際に農山村を歩いた著者のレポート。強い意志で農山村を再生させているいくつかの地域のレポートを基に「どっこい農山村は頑張っているぞ、消滅しないぞ」との主張です。しかし、再生のための雇用、住宅、コミュニティという三大テーマのうち、雇用すなわち仕事がもたらす収入は子どもを持った家族が暮らしていけるほど十分でしょうか。子どもが小さいうちはいいでしょうが…移住、定住、永住という段階を考える時に継続する(定住、永住)には収入が確保されなければなりません。年収400万円ならば子供が小さい時には何とかやりくりできると言う話もあります。並行して住宅やコミュニティが充実していることも大事な問題なのでしょう。鍵は仕事、雇用なのでしょうか。
農山村が生き続けるには、もちろん自助努力…大事なことですが、外部からの支えもポイントでしょう。
- 作者: 小田切徳美
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2014/12/20
- メディア: 新書
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仕事の新しいパートナーと目黒で飲んで宿に戻る途中、目の前に東京タワー。
遅い目覚めで宿のカーテンを引くと目の前に銀座の眺め。左の方にスカイツリー。
八王子で、ダ・ヴィンチ展を観る。なかなかに知的好奇心をかきたてる展覧会だ。