旅 街 人 美

基本、自分日記です。

歴史の道 やきものの道(伊万里から有田経由で武雄へ)

福岡市内から唐津を経由して佐賀県伊万里まで行く。唐津から伊万里までも筑肥線っていうんですね。博多から唐津までだと思ってました。今日はやきものが運ばれた道を歩きます。


梅雨の中休み。風があり湿度は高くなく、太陽は雲に隠れていてウォーキング日和。田植えの季節です。あとひと月もするとあの日本独特の夏がやって来ます。早いものです。


唐船山という奇怪な形の超低山(86.4M)。向こうには昔登った黒髪山青螺山が見えます。有田と伊万里を結ぶルートは黒髪山の東側(やや険しい)と西側のふたつあったそうです。私たちは西側を歩いています。


伊万里から歩くこと2時間半。意外に近いんですね。かつて作られたやきもの(有田焼-別名-伊万里焼)は、有田から伊万里へ運ばれ、伊万里の港から遠く欧州へ輸出されたわけです。


ちょうど、お昼時。うなぎの文字に惹かれ腹ペコの我々はあまり綺麗そうでもない店に入りました。うな重2100円也。宮崎産が手前2切れ、鹿児島産が向こう3切れ。食べ比べてみてください、と店主。うーん、違う!弾力ありすぎる宮崎よりもふんわりとした鹿児島のうなぎの方が美味い!面白い提供の仕方です。もう少し、店の作りが綺麗だといいのですがね。うなぎ専門店「味」http://tabelog.com/saga/A4102/A410202/41001483/という店でした。有田名物の「ごどうふ」を買い、有田から武雄を目指します。


有田の赤絵町。人間国宝・今右衛門さんの展示場やお店があります。陶器市のあの人出が嘘のように静まり返る街並み。


武雄温泉駅のひとつ手前、永尾駅で今日はゴール。凡そ21kmあまりでした。武雄温泉で疲れを癒し帰路につきました。次回は伊万里から唐津を目指します。