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基本、自分日記です。

フェルメールを観て初めての米沢へ

東京でフェルメール展を観て上野から初めての山形新幹線で2時間、米沢へ。

【牛乳を注ぐ女】2007年に初来日。2度目のご対面。

一挙8点(1月にもう一点追加で9点に)展示は日本でのフェルメール展史上最大というふれこみ。「それは、このうえもなく優雅な事件」とのバナー広告が上野駅に出ていた。現存35点とも36点ともいわれる希少なフェルメールを8点展示するのは確かに事件?
7点が来日した2008年には100万人が観たという。今回は時間指定チケットなのと会場のキャパが小さいため60万人が目標とのこと。チケットがまだあまり売れていないとの声もあり、ヤキモキしている人も多々であろう。フェルメールの作品もいろいろで「青いターバンの少女真珠の耳飾りの少女)」が来ていないのが残念。



夜8時米沢に到着。気温は16℃。


居酒屋の名前が「成ル」。米沢藩を再興した上杉鷹山のいい言葉
「なせば成る 為さねばならぬ何事も 成らぬは 人の為さぬなりけり」。(「為せば成る、為さねば成らぬ成る業を、成らぬと捨つる人のはかなき」ー武田信玄(1521-1573)の名言ーを模範にしたものだとは知らなかった。)

博物館の方から伺ったのが「鷹山の父は宮崎高鍋藩、母は福岡秋月藩と」。何と九州人であった!



山形新幹線つばさ…@米沢駅


今回、ゆっくり食事する間もなく「米沢牛」は次回にお預け。
駅弁で我慢…



仙台から帰る。夕暮れ時の雲の上は美しく。
新潟上空からは一度行ってみたい佐渡島が見える。しばらくすると見えてきた能登半島は学生時代に1週間かけて歩いた地。宍道湖周辺の灯りは昨年、仕事をした松江…日本海沿岸の上空を飛んで帰った。