なんか久しぶりな感じの天草

天草に行く時は、いつも傘を持って行くように思う。今回もそう。
来年の1月には機種が新しくなるという天草エアラインの古くなったボンバルディア製のプロペラ機「みぞか号」に乗って30分で到着。

天草ではタクシーの運転手さんに必ず聞くのが「天草で美味しいお寿司屋さんベスト3は？」必ずみなさんが仰るのが「奴寿司」と「蛇の目寿司」。もう一つが異なる。「太郎寿司」「瓢六」「浜寿司」「海月」などなど。天草に通うまで、ここがこんなにもお鮨処とは知らなかった。今回は、誰も言わなかった「鮓たいとhttp://tabelog.com/kumamoto/A4305/A430501/43001426/」。ランチ-にぎり11貫。なかなかに美味しかった。隣の部屋に銀座のブルガリのイタリアン（BVLGARI Il Ristorante）のシェフも来ていたようだ。お鮨王国・天草なのである。お鮨を食べるのも仕事のうち（？）。もちろん打合せのほうも成果有りで帰ってきました。

天草からの帰りは本渡から熊本駅まで2時間半のバスの旅。車窓に広がる有明海や天草５橋に目もくれず、前から観たかった韓国映画「ソニはご機嫌ななめ」をDVDで観た。映画を学ぶ女学生ソニをめぐる男3人との物語。小津安二郎ばりのカメラワーク。カメラが動かない中でソニと男の語り合いの場面が続く。ディスカッション・ドラマとか言うそうだ。まー若い女性に翻弄されるバカで可愛い男たちの物語でもある。くすくすっと笑う映画である。◎な映画である。