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基本、自分日記です。

今週も東京

日本画家の故平山郁夫先生「お別れの会」に出た。

2,000人以上が集まっていたのではないだろうか。
NHKアナウンサー・山根基世さんの落ち着いたトーンの司会で始まった。献花は三笠宮殿下をはじめ国会議員、各国大使そして我々…大勢が行った。「絵画が社会に貢献した」と日本美術院の理事長・松尾敏男先生の弔事があった。平山先生は、世界の文化遺産の保護修復といった社会、文化貢献を自らおやりになった。シルクロードを日本人にイメージさせるのに先生の絵画は大きな役割を果たしたことも思い起こさせる。
20年ほど前に、先生に展覧会会場でご挨拶したことがあるが、静かな雰囲気の方だった。先生のガンダーラ美術コレクションのことで鎌倉のご自宅に伺ったこともある。その折は、先生を結婚以来支えられた奥様にお会いした。気丈な方でいいコンビだなと思ったものだ。

社会貢献、文化貢献…日本におけるその大きな柱を失ったのだと会に出席して思った。こうした会に出席して、佇んでいるのも何か自分にパワーが来ている感じだった。


【お別れの会があったホテルそばの梅林 残雪に梅】

その後、横浜へ行き。玩具の収集家でTV「何でも鑑定団」に出演している北原照久さん(写真・下)に15年ぶりでお会いした。62歳になったばかりとのことだが、昔と変わらない万年青年である。       
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