ホテルオークラ地下 中華の「桃花林」

先週の日曜日、会社全体の会議の打ち上げ場所だった「桃花林」。
昨日のフィンランド大使夫妻歓迎昼食会もここだった。
日本の中華料理は、長い歴史の間に日本人向けになっていると思う。日本的中華というようなもの。日本料理のように、デコレーションで目も楽しませてくれ、味付けも細やか。昨日のふかひれスープも味わいの深いもので、美味しかった。

さて、フィンランド。
人口は520万人というから北海道や福岡県とほぼ同じ。
驚くなかれ、90年間、日本とは国交が断絶することがなかった。
長年、ロシアを脅威とした国で、日露戦争での日本の勝利は彼らのロシアからの独立（1917年）を加速させたそうだ。勝利の立役者・東郷平八郎元帥を称えるビールが、かの国にはあるらしい。
　【ビールのラベル】

日本の隣（ロシア）の隣の国という認識に立てば隣国である。直行便に乗れば首都ヘルシンキまで9時間で到着する。

教育水準の高さ、ノキアを先頭にIT産業で高い経済水準、ムーミンを生んだ国。「図書館施設の充実と幼い頃からの読書習慣が、こうした成果を生んでいるのでは。読書は集中力を養うことにもつながる。インターネットにはできませんよ」と大使は話す。敬意を表すべき国だ。