旅 街 人 美

基本、自分日記です。

ロシアの人


【モスクワ川に架かる橋の上】

橋の上にこうして、木の葉のようになっている(?)のは、「鍵」である。新婚カップルがここに来て永遠の愛と決して二人が離れないことを「鍵」をかけ名前を記して誓い合うのである。この橋の上には、こうした木がいくつもあり、名所になっていた。
が、しかし…今回の通訳を務めてくれたターニャ曰く「ロシアの離婚率は50%です」と…???



1997年にシャガール展をやって以来、ロシアとの関わりができた。
シャガールをフランス人と思っている人が多いが、彼は今のベラルーシ白ロシア)に生まれたユダヤ人である。但し、フランス国籍を取得、終焉の地はフランスである。彼の墓は、南フランスのサンポール・ド・ヴァンスにあり、ユダヤの埋葬をされている。お墓にも行ったことがある。

シャガールと今は亡きY氏のおかげで、ロシアを垣間見ている。
子供の頃、小さなラジオから聞こえていた日本向け日本語の「モスクワ放送」は、いかめしいソ連プロパガンダ放送で、足を踏み入れることのない恐ろしい国だと思っていた。「鉄のカーテン」で仕切られていた。

ソ連が崩壊して、ロシアに出かけ、ロシア人と仕事をしていて、この人たちが我々と実に馬が合うのを体感している。
亡きY氏がよく言っていた。ロシア人はもともとお百姓である。素朴なのであると。
初めてロシアに行った時は、このスラブ民族の顔が見慣れないものであったために、凄くエキゾチックだった。
目は薄いブルーだから冷たそうだ。鼻は先がクリッとしていて高く、両目が比較的くっついているから彫が深く感じる。
ただし、モンゴル民族の侵入の歴史もあり、いわゆる「タタールのくびき」で、アジア系も多い。


【地下鉄駅構内】


【地下鉄駅構内】
地下鉄駅構内は広い。かつては、防空壕の意味もあったのでは?
革命戦士の銅像もあったりして、博物館のようである。
モスクワの地下鉄のスピードは、日本のJR特急並であった。
吊革につかまってないと、倒れそうだった。


【文字は「ロシア」と書いてある 国内線ロシア航空の飛行機】
キリル文字というヤツでさっぱり読めない。
だからという訳で、独りでロシアを旅するのは難しい。
Pは英語ならR、CはS、HはN…とどうなってるの?である。
だから街中でよく見かける「PECTPAH」はレストランのことである。



【STペテルブルグ 旧KGB建物】
サンクトペテルブルグ出身の旧KGB職員のプーチン首相。
かつて、ここで勤務していたのである。

*おまけ〜08年「ミス・ロシア」コンテストから