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基本、自分日記です。

ロシアの美術館

赤の広場
クレムリン


ロシアには4つの世界的な美術館がある。
ロシア美術を扱うトレチャコフ美術館(モスクワ)、ロシア美術館(サンクトペテルブルグ)、古代エジプトから印象派もコレクションするプーシキン美術館(モスクワ)、エルミタージュ美術館サンクトペテルブルグ)だ。
今回、驚いたのがエルミタージュ美術館でヒッソリ開催されていた第二次大戦時のドイツ人コレクションによる印象派展。
通訳のターニャによれば「第二次大戦でドイツから移動させられた美術品による展覧会」とタイトルにあるという。略奪品ではないか!
ところが、ロシアではナチスソ連に侵攻した際に奪った美術品の保障として、今度は戦争終盤にソ連がドイツから持ってきたもので、それは正当とされているそうな。本当ですか?
ルノワール、モネ、ゴッホ…逸品であった。そのコーナーだけNO写真であった。
【トレチャコフ美術館】
プーシキン美術館】
エルミタージュ美術館
【ロシア美術館】
今回、各美術館の館長人事で政府と各館との確執を聞いた。
どの美術館も館長は20年またはそれ以上君臨している。
しかし、トレチャコフのロジオノフ館長は敗れたようである。6月1日辞任に追い込まれるそうだ。いい人だったが…。
プーシキンのアントノーワ館長は今、87歳。スターリン時代から館長だ。3年後のプーシキンの開館100周年の時に彼女は90歳である。2004年に面会したことがあるが毅然としてファッショナブルな人だった。
エルミタージュのピョートルスキー、ロシア美術館のグゼフ。彼らはどうなのだろうか?

【エルミタージュ】
【カラヴァッジョ】