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基本、自分日記です。

「クライマーズ・ハイ」今年最後の映画

23年前の夏、東京発大阪行きの日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した。歌手の坂本九さんも犠牲者の一人だった。今でもあの日の記憶がある。あの飛行機の、その前のフライトは福岡から東京だった。http://www.goennet.ne.jp/~hohri/n-ochiai.htm
そんな世界最大の航空機事故と、墜落した場所・群馬県に本社がある地方紙(県紙)を舞台にした横山秀夫の小説「クライマーズ・ハイ」を映画化したもの。http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/climbershigh/main/
小説も読んで感動したが、映画もいい出来だった。
劇場で観られずDVDで観た。
日航123便墜落事故の全権デスクを託された主人公・悠木(堤真一)のみならず、登場人物の大半に存在感がある。刻々と動いていく状況に各人が絡んでいく。テンポのある映画だ。悲哀、挫折感、人間の欲が入り混じる。やるだけのことをやっても思うようにならないこと、しかしコトは過ぎ去ってしまう。そこで味わう感情。
クライマーズ・ハイとは登山者の興奮状態が極限まで達し、恐怖感が麻痺してしまう状態だそうだ。事故を追う記者たちと、後年、友人の息子と山に挑戦する主人公・悠木の姿。二つの映像が並行して進んでいく。

堤真一ほか堺雅人(警察キャップ)田口トモロヲ(政治部デスク)、矢島健一政治部長尾野真千子(記者)でんでん(整理部長)中村育二(編集局長)蛍雪次朗(編集局次長)そして好きな役者である山崎努(オーナー社長)。みんな存在感があった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4



久しぶりに、透き通る声のサラ・ブライトマンのCDを聴いている。
昨日のNHKハイヴィジョンで今年1月にウィーンのシュテファン大聖堂で行われた彼女のコンサートの模様が放映されていた。
5年位前に京都・宇治の萬福寺で彼女のコンサートを聴く幸運に恵まれた。以来、CDを買ってミュージカルのポピュラーナンバーやオペラのアリアを聴いている。エンヤとともに、MY FAVORITEである。

[新装版]一流の条件

[新装版]一流の条件

今年最後の本。実行できるか否かである。