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基本、自分日記です。

ぼくの大切なともだち(フランス映画)

日曜日だが市内での書道展の表彰式、久留米での展覧会の結末実行委員会出席で出勤。


夜は、久しぶりにパトリス・ルコント監督作品の映画「ぼくの大切なともだち」をDVDで観た。初めて観たルコント作品「髪結いの亭主」で衝撃を受け、その後も「仕立て屋の恋」「タンゴ」「タンデム」「リディキュール」「イヴォンヌノの香り」「橋の上の娘」「列車に乗った男」と…観続けている。
たまたまレンタルビデオ店でこの作品を知って借りてきた。
主人公の骨董商を演じるダニエル・オートーユは好きな役者だ。
この作品も中年男が主人公。ルコント作品の中年男は哀愁と優しさを持ち、格好いい。

骨董商で友人のいない男が、10日以内に骨董商の共同経営者の女性に、いるはずもいない親友を紹介しなければオークションで手に入れた古代ギリシャの20万ユーロの壷の権利を渡すという賭けをする。君の葬式には、誰も来ないはずだと言われたのがきっかけである。
丁寧に仕組まれた筋立て。テンポもある。昔ほどの衝撃的ルコトント作品ではないが哀愁を感じながら楽しめた。ホッとさせられる映画だった。フランス映画94分。


http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?morephoto=ON&oid=7855
パトリス・ルコント
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88