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基本、自分日記です。

最近の読書 滞り・・・

心を揺さぶる語り方 人間国宝に話術を学ぶ (生活人新書)

心を揺さぶる語り方 人間国宝に話術を学ぶ (生活人新書)

人間国宝、当代一の講談師による語りの極意。
一昨年、講演デビューして以来、話し方には興味があって、この本を手にとった。人前で話すというのは、実に奥が深いし難しい。苦手だ。
「人前で話をするのに、自信がなければいけません。ここで言う自信とは、話術に対する自信ではなく、『自分が何者であるか』ということの自信です。」―記憶に残すべきフレーズでした。


この本には随所に偉人の言葉が出てくるが、家康の言葉がイイ。
「我、志を得ざるとき『忍耐』この二文字を守れり。我、志を得んとするとき『大胆不敵』この四文字を守れり。我、志を得て後『油断大敵』この四文字を守れり」


幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学

幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学

人間のみが未来を考える、予想する唯一の動物。
しかし、その予想は大体はずれる、という。


読後感―全然、幸せはちょっと先にないじゃないか!というのが結論。
著者は間違った考え方が発生するパターン(認知バイアス)や未来の気持ちは予測できるか(感情予測)などという研究の専門家。
人間は未来を想像する時、実際以上の「幸せ」を考えてしまうという。
確かにそうだ。だから、実現するために進歩向上するのが人間ではないか、などと思う。
この本を読んだら少し幸せに近づけるのかと思った自分が浅はかだった。
ところで、著者Dギルバート教授が大和証券のCMに出ていた。
             ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=SX432ymHLvk&feature=related




子供たちが、事件に遭って倒れこんでる写真?ではありません。
今をときめく写真家「梅佳代さん」の写真集からです。
2006年に写真の権威ある木村伊兵衛賞をとった、今、注目の写真家です。写真集が11万部売れているとか。1981年生まれというから、まだ20代。
昨年、六本木の「青山ブックセンター」で、彼女の「男子」というタイトルの写真集を手にとった僕は「面白い!」と、関係者にお願いして、展覧会を開催してもらってます。
http://artium.jp/exhi/

今も昔もガキは、変わらないなー!という実感、共感です。
カメラを向ければ、道路に寝っころがって、ポーズをとる。
カメラを向ければ、アッカンベーとやる。
カメラを向ければ、今もイヤミのシェー??
カメラを向ければ、耳鼻口にカッパエビセンを突っ込む。

とにかく面白い。「いつの世も馬鹿で無敵な男子はカッコいい!」