旅 街 人 美

基本、自分日記です。

昨日の9時発、今日の21時着の飛行機で東京へ行って帰ってきた。

出張です。

今回は1、来年のモーターショーの日程関連などで、乗用車メーカー3社へ
   2、豪華客船「飛鳥」クルーズの困った件で客船会社へ相談
   3、数年後の美術展(ピサロほか)の企画の関係者ミーティング
   4、「薔薇空間」という展覧会視察 
   5、日本科学未来館へ今後の企画のための挨拶と「エイリアン展」視察。

2日間で14人に会い、2つの展覧会を観る。
そろそろ、現場仕事は任せないといけないと思いつつ。


フランスの宮廷画家「ルドゥーテ生誕250年記念 薔薇空間展」が良かった。

植物画家として最も名声を得た人物のひとり。
「花のラファエロ」とまで称えられたこのボタニカル・アートの天才画家は、
手の込んだ技法で多くの植物画を残し、今でもその作品の価値は色褪せていない。
ルドゥーテは、マリー・アントワネットの蒐集室付素描画家の称号の名誉を得、
さらにはナポレオン妃ジョゼフィーヌにも用いられ
生涯に4,000枚以上の植物画を描いたという。


会場には、ゾーンごとに違った薔薇の香りが漂っていて艶かしい。
細密なしかし、リアリズムとは違う雰囲気―作家の薔薇それぞれへの愛情?が絵の中にあるように感じた。
「薔薇の肖像画」といえるかも知れない。

面白い展覧会である。
6月15日まで渋谷の東急文化村ミュージアムで。
ミュージアム外のカフェも薔薇の花に囲まれていた。

この展覧会、来年はハウステンボスでもやろうね、ということにはなっているはず。


一方「エイリアン展」も趣向を凝らし、生物、宇宙の視点がちゃんと盛り込まれていて
面白かった。