この監督の映画は情緒がある
「ニューシネマ・パラダイス」「鑑定士と顔のない依頼人」などで好きになったジョゼッペ・トルナトーレ監督の作品は静かな運びの中に厳かな、大きなテーマが流れているように感じる。情緒がある。
こんなにも愛する人への想いを計算し尽くすエネルギーと知力には敬服。
何万光年前に光を発して、それが地球に届いた時には星は死んでいる…天文学者である主人公の発想はそこにある訳だ。原題は「CORRESPONDENSE通信」。「ある天文学者の恋文」−邦題の方が素敵だね。主演ジェレミー・アイアンズはいつも渋い!
- 作者: アーノルドベネット,Arnold Bennett,渡部昇一
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2016/05/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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