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基本、自分日記です。

よくできていました映画「悪人」


夏に読んだ小説「悪人(吉田修一作)」の映画化。
観てきました。よくできてました。http://publications.asahi.com/akunin/
観終わったあとの重さ。映像のせいもあるでしょう。
方言も博多、佐賀、長崎…それぞれ違いがきちんと出ててリアルでした。妻夫木聡深津絵里…いい演技です。柄本明樹木希林…いい役者のいい演技。殺された保険外交員役の満島ひかり、彼女の博多弁はほぼ完璧?沖縄出身なんですね。139分の長さを感じない展開。悪人は誰か?大切な人は誰か?


祐一と光代が初めて会うのが、佐賀駅前。
あーあの時に撮影してたんだ。佐賀出張のときに駅前でやってたロケ。女子高生に何?って聞いたら「ロケです。妻夫木聡です」って言ってた。フィルムコミッション…映画の舞台を誘致し、観光としてアピールする。今回も、佐賀、五島、呼子、博多。
映画のシーンになった場所を訪ねてみたいと思わせる…

【ストーリー】
芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを妻夫木聡深津絵里主演で映画化した人間ドラマ。長崎の外れの小さな漁村に住む祐一(妻夫木)は出会い系サイトを通じて佐賀在住の光代(深津)と出会う。逢瀬を重ねる2人だったが、祐一は世間を騒がせている福岡の女性殺人事件の犯人だった……。


深津絵里さん15歳】