旅 街 人 美

基本、自分日記です。

いよいよ春

卒業式に向かうのだろう、若い女性の袴羽織や着物姿。また、あちこちで聞く合格の嬉しい報せ。引越しの輸送車の姿。増えてくる新聞の人事記事。世の中が動きだす。梅から桜。寒から暖。次第に明るくなっていく。「麗らか」という言葉が感じられる時になった。


うららかにきのふはとほきむかしかな(久保田万太郎


お参りしたご先祖様のお墓がある近くの畑は、菜の花で綺麗な黄色に染まっていた。


菜の花や月は東に日は西に(蕪村)

昨日の晩は儚げで綺麗な三日月が西の夜空に。


人生は無常である。ゆえに中道を心がけ、慈悲の心で生きていく。そんな仏教の考え方が、年を経るにつれ馴染んでくる。改めて日本の仏教の歴史などを知る入門書。