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基本、自分日記です。

今年6回目の山 合計6時間の登山

お盆休みに入って、いつもながら友人H君幹事で山へ行った。
声かけた友人たちはあいにく、都合がつかずに二人だけで大分県の黒岳(1,587m)へ。午前10時前には、黒岳の登山口に到着。


豊後国志には「四面絶壁、柏などがうっそうと茂り、遠望するさまは常に黒く、故に名づく」「道に迷ったまま帰らず、神怪に遭遇することも…」とある。登り始める頃に俄かに雨が降ってきた。先月の韓国岳に続き、天候に恵まれずか!と思ったが、途中回復、気温は22℃と夏の山で涼を得た。


    
男池(おいけ)登山口から「かくし水」まで約30分。
葉緑のやさしい色に癒されながら、なだらかな道を歩く。
    
  先の豪雨のせいか、泥道と化した箇所で時々、足をとられる。

    
それから岩道が続く。大きいものは2mほどもある。岩の鋭角の上に足を乗せると気も使う。延々とこれが続く。足の裏から鋭角の不安が伝わってきて不安定な気分も続く。登り始めてから2時間ほどで「風穴」に到着。この間、誰にも会わない。時々、山に当たる風の音が轟いていた。

ここから頂上までは岩岩岩の道。しかも真っ直ぐに登っていく。
「山歩き」が「山登り」に変った。休憩も入れて3時間半かけて頂上。やっと到着。
    
  幸いに、天候回復。狭い黒岳高塚山頂上で昼食。
    
    【天狗山と向こうは竹田】    
    
    【久住大船山はガス中】

下山は、岩場に気をつけながらも数度、転倒。およそ2時間半で登山口に戻ってきた。合計6時間の山。今年一番しんどい山になった。

きつかっただけに、温泉が楽しみになる。
九重飯田高原「馬子草温泉・きずな」の湯は腰から下を癒してくれた。鉄分を含んだ湯は温度もよく、露天からは久住の山の眺めがいい。
高原は涼しく、夏山で涼を得た一日だった。

登山6時間に加え往復の運転4時間。
いつもながらH君に感謝の一日。
おかげで元気元気なのである。