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人生は奇跡の詩・・・ロベルト・べ二ーニの作品

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監督・主演はロベルト・ベニーニ、愛するヴィットリアにベニ−二の妻ニコレッタ・ブラスキ。映画「ライフ・イズ・ビューティフル」でも共演の二人だ。アラブの詩人にはジャン・レノ

【あらすじ(ウィキペディアより)】
アッティリオ(ベニーニ)は大学で詩を教える詩人であり、「虎と雪」という詩集で有名になった。世界のあらゆるものに詩が宿ると学生たちに教えている。毎日、愛するヴィットリア(ブラスキ)と結婚する夢を見る。ヴィットリアとの間には二人の娘がいるが、不倫が原因で別れており、結婚はしていない。アッティリオはヴィットリアに結婚してくれとせがむが、ヴィットリアは「ローマに雪が降って、その中で虎を見たら結婚するわ」とつれない。

アッティリオの友人のフアド(ジャン・レノ)はイラクの有名な詩人である。伝記作家のヴィットリアはフアドの伝記を書こうとしている。そんな中、イラク戦争が起き、フアドは自分の国の困難に際しバグダッドに帰る決意をする。ヴィットリアもフアドへのインタビューのため、バグダッドを訪問することになる。

そんな中、娘たちが寝静まった夜中にフアドから突然電話がある。ヴィットリアが爆撃された建物の下敷きになって病院に運ばれ、意識不明だという。アッティリオはバグダッドに向かおうとするが、戦地であるバグダッドまでの飛行機はない。友人の紹介で赤十字のボランティアになってバグダッドに向かい、やっとのことでフアドと合流して病院にたどり着く。そこで、ヴィットリアは脳水腫という症状であることが分かるが、当然のことながら、戦地のイラクに水腫の薬はない。アッティリオは、さまざまな方法で薬をかき集める。全ての手を尽くしたアッティリオだが…。


名作「ライフ・イズ・ビューティフル」同様にベニーニ夫妻共演で期待したが、それほどではなかった。大人の恋の御伽噺。
          
            ベニーニとブラスキ

90年代「イタリアのチャップリン」といわれたベニーニ。
実は、大好きなジム・ジャームッシュ監督のオムニバス映画「ナイト・オン・ザ・プラネット(邦題1991年)」ローマ編のタクシー運転手役で初めてロベルト・ベニーニを知った。とにかく可笑しかった。以後、「ジョニーの事情」「ライフ・イズ・ビューティフル」「ピノッキオ」など追っかけてはいる役者。

          

「ナイト・オン・ザ・プラネット(邦題1991年)」は、ロス、ニューヨーク、ローマ、パリ、ヘルシンキ5都市の同時刻のタクシーの中で繰り広げられる人間ドラマ。オムニバス形式。気持ちがあたたかくなるニューヨーク編、笑い転げるローマ編、しんみりとするヘルシンキ編が好きだ。