難解なる本「日本の思想」
- 作者: 丸山真男
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1961/11/20
- メディア: 新書
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遠い学生時代に読んだか、読まされたか?した本だった。
GW期間中にと思い、使っていない脳みそを駆使して久しぶりに読んだ。が、難解ホークスだった。
この本は4章からなっているが、後半の2章を先に読んで前半に挑戦した方がよかった。後半は講演の抄録なので、読みやすい。
日本文化の特徴「タコツボ型」を「ササラ型」と対比。また、よく言われる日本文化の“雑種性”を本当は“雑居性”だと看破する。
さらに、近代精神は「である」ことから「する」ことへ移行すべきだとの提唱(?)。これらのことを教えてもらった感である。
第3章の「近代日本の思想と文学」これがチンプンカンプンであった。
自分にとっては、さらに再読の必要がある難しい本である。
ブログを探しているとhttp://hisao-hidaka.hp.infoseek.co.jp/newpage75.htmに辿りついた。比較的、分かりやすく講義してもらっている気がした。