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基本、自分日記です。

九州交響楽団 恒例の新年コンサート

新年恒例の九響ニューイヤーコンサートに行ってきました。
指揮は今年も大町陽一郎さん。去年は気づかなかったのですが、大町さん、相当にメタボです。大丈夫でしょうか?歩くのも大変そう。
いつも通り、大町さんが低音のイイ声で1曲1曲解説を付けてくれます。低音の魅力、今年78歳とは思えない!

ヨハン・シュトラウスⅡのワルツは、どれもイイ。
モーツアルトと同じく、嫌だという人は殆どいないのでは?どうでしょう?


しかし、『ニューイヤーコンサート』は、やはり本家本元ウィーンです。今年は、バレンボイムの指揮でしたね。元旦にリアルタイムで、しかも最近は高画質でお茶の間に居ながらにし楽しめる。昔だったら夢のようなこと。


ウィーンは音楽が聞こえてくる都。モーツアルトブラームスヨハン・シュトラウスの像が街の中に。ベートーベンやシューベルトの家も残されています。国立歌劇場、フォルクスオパー、楽友協会では毎日レベルの高い演目が行われます。そのために、多くの人々がウィーンへ出かけていきます。僕もそんなウィーンの魅力に惹かれて何度か出かけた街。その都度、コンサートやオペラに行きました。


今年の『ニューイヤーコンサート』は、不況のせいで例年よりも日本人は少ないかなと思いながらも、らしき東洋人も多く座っているのを中継で観ました。
文化の力で人を魅了し尊敬を勝ち得る『ソフトパワー』。ウィーンには、このパワーが充満しています。
次期大統領オバマさんが、駐日大使を打診したというハーバード大ジョセフ・ナイ教授が提唱する『ソフトパワー』。軍事力などの『ハードパワー』に対する言葉。わが日本も、このソフトパワーの材料を多く持っていますよね。


ウィーン・フィル』今年のニューイヤーコンサート(ネットでも観られる時代に感慨深い)   ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=gl1KBhMDYuk
死ぬまでには、行って聴いてみたいウィーン・フィルの『ニューイヤーコンサート』。ONE OF MY DREAMSですね。