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基本、自分日記です。

博多座でミス・サイゴンを観る


博多座の開業10周年記念ロングランのミュージカル「ミス・サイゴン」を観る。
 
このミュージカル「ミス・サイゴン」は、ベトナム人少女キム役にフィリピン人女優レア・サロンガ、米軍のエンジニア役に英国のシェークスピア俳優ジョナサン・プライスで、1989年ロンドン・ロイヤル・ドルーリー・レイン劇場で初演され、6ヶ月先までチケットが売り切れるという大ヒットとなったもの。
1991年の秋、2ヶ月ほどイギリスに滞在していた時に、観たミュージカルだ。実物のヘリコプターがステージに舞い下りる様や京劇によく出てくる旗を使っての大人数によるアクロバティックな動きにも感動したことを思いだす。そして、出演者みんなの歌が上手い!

ミュージカルの感動の余韻を持って劇場を出たら、コベントガーデンの沿道は人だかり。少し待つと、ロイヤルオペラハウスから出てきたのが「プリンセス オブ ウェールズ」。背がひと際高い輝ける皇太子妃・ダイアナだった。あの日は、そんな思い出の晩だった。


かつてロンドンで観ていたので、どうしても日本人の役者が「ジョン」とか「クリス」とか呼び合うと。。。もう駄目だ。
今夜は主役のひとり、別所哲也の好演が光っていた。