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基本、自分日記です。

台湾からの人たち

昨日は神戸に出張した。
我々が企画した展覧会の兵庫県立美術館での最終日。
台湾からその視察があった。
台湾の大手紙・聨合報の我々と同じような仕事をするセクションの3名とコーディネーター・プロデューサーの小坂史子さん。http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~caimugu/chugen/gakusei/e_070604.htm 
彼女の名は、かつてよく観た台湾の*侯孝賢監督の映画の翻訳者として知っていた。8年ぶりの再会。テンポのよい会話は日本語と中国語。
しばらくの時間、日台意見交換。
ぜひ、台湾でもこうした展覧会を開催したいとのこと。
しばらくは情報交換し、ゆくゆくは提携したいものだ。
一度しか訪れたことのない台湾がぐっと身近になった感じだ。


*聨合報http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%AF%E5%90%88%E5%A0%B1


*侯 孝賢(ホウ・シャオシェン)は中華民国の映画監督。1947年広東省梅県に生まれ、幼少の頃台湾に移住した客家系台湾外省人

1972年国立芸術専科学院卒業後、脚本家、助監督を経て1980年に監督としてデビュー。主に1980年代を中心に脚本家の呉念真、朱天文らとともに『坊やの人形』、『童年往事−時の流れ』、『恋恋風塵』など多くの作品を発表した。楊徳昌エドワード・ヤン)などと並び、1980年代台湾映画界の新潮流である台湾ニューシネマ(新電影)を担った代表的な監督の一人とされている。1989年に、終戦直後の基隆・九份を舞台に二・二八事件を取り扱った『悲情城市』でベネチア映画祭グランプリを受賞、内外から注目を受けた。

悲情城市』発表当時の台湾は、1987年の戒厳令解除からまだ間もない頃であり、二・二八事件そのものをタブー視する雰囲気も強かった。このため作品の発表自体が危ぶまれたものの、検閲を無事通過してノーカットで公開され、台湾社会で大きな反響を呼ぶ。興行的にも従来外国映画に押されて低迷していた台湾映画の中では異例の大ヒットとなった。彼の作品の多くは日本でも公開されている。

侯孝賢小津安二郎への敬愛から、2003年には小津の生誕100年を記念した作品である『珈琲時光』(一青窈浅野忠信主演)を製作している。ただし、小津の映画を見たのは映画監督になってかなり後のことと語っている。【ウィキペディアより】