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基本、自分日記です。

先週からの読書

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

昨年、青山ブックセンター散歩中に見つけて、読んでなかった本。
読んでみると、実に示唆に富んだ内容だった。
ネットの新しい社会がいよいよ目の前に現れてきた。
①インターネット②チープ革命オープンソース
この3つを特色と指摘する。チープ革命オープンソースのおかげで、既存のビジネスが次々になぎ倒され、消費者有利の世界が出来上がっていく。ニュースは新聞を取らなくても世界中のものが読めるし、お金を払わなくても音楽がダウンロードできるし…オープンソースの典型はリナックス


さらにGoogleを例に、ネット社会における「あちら側」と「こちら側」を認識し「あちら側」に巨大なコンピューター(グーグルには30万台設置とも言われるらしい)を設置し情報発電所にしていると言う。
もはや、こちら側のコンピューターに大容量は必要ない、あちら側にあればいい。そうして、グーグルは、まさに世界中の知の秩序の再構築をしている。売れなくて埋もれていた本がネットにより掘り起こされ、世界中からの注文で売れる。アマゾンは世界中の知を掘り起こしていく。


膨大なコンピューターを「あちら側」に設置し、そんなことはやれないだろうと高をくくっていたことをやり遂げることで、世の中に新しい価値をもたらしていくのが、今まさに来ている新たなウェブ社会。
既存のビジネスモデルが次々に崩れていく。



ネット上で見つけた要約の中で一番、端的にエッセンスが書かれていたのがこれ↓
http://blog.akibare.net/article/13117232.html