メディアの世界は日々刻々 激変

新聞消滅大国アメリカ (幻冬舎新書)

日本と違って販売網が整備されず、広告収益に頼る構図のアメリカの新聞がインターネットにやられているようで次々に消滅している。国土も広い彼の国は、全国紙は数少なく地方紙がひしめき合う。その地方紙が無くなることで、様々な弊害が出ている。
特に権力監視役の不在は、腐敗を跋扈させる可能性がある。
また、コミュニティで起きていることが伝わらない。コミュニティの崩壊との関係。
決してＷＥＢではカバーできないことがたくさんある。

「新聞のない政府、活力あるメディアが存在しない政府は、アメリカの選択すべき道ではない」と…

新聞自身が、絶えることのないような自助努力を最大限にすべきである。無くなってからでは取り返せないことが多くあると思う。