旅 街 人 美

基本、自分日記です。

久々に小説を読む

恋人

恋人

昨年出版された小説。新聞評で知ったもの。
主人公は「わたし」として語っていく。
恋人は年上の「あのひと」であり、確か名前は出てこない。
北の街 あのひとの故郷、函館で30年後に再会を約束し「わたし」は坂のその街で待つ。
どんよりと暗い空の下で、どんよりと暗い「人の生」がある。

気持ちが沈静する小説だ。