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基本、自分日記です。

唐津街道歩きー赤間の宿から香椎まで

唐津街道、今回は「赤間宿」〜「原町」〜「畦町宿」〜「青柳宿」〜「香椎」までの25キロウォーキング。
行政単位だと宗像市福津市古賀市〜新宮町〜福岡市です。
午前9時少し前、JR教育大前駅をスタート。




ここは宗像市赤間の宿」跡です。
JR福岡教育大学前の駅を出ると大きな「旧唐津街道」「赤間宿」という柱が立っています。今日はここからスタート。朝は気持ちのいいお天気。



宗像市自由が丘付近。結構高さのある土地だとわかります。向こうに見える形のいい山は許斐山。我々の左手の道の更に左手には馴染の国道3号線が走っています。



唐津街道も歴史的人物がかつて行き来した道。太閤秀吉もその一人。秀吉が休息し飲んだ湧き水。こうした「太閤水」は街道の数か所にあります。歴史街道は、往年の人物にも思いを馳せることのできる歴史遺産ですね。



宗像市赤間宿に加えてここ「原町」も街道色を出す整備をしていました。雰囲気のある白壁の家や標識があります。ただし、一般にはアピールされていない気がします。この歴史遺産も宗像市のアピール材料になるのではないですかね。



赤間宿の次の宿は「畦町の宿」。ここは福津市です。宿と宿の間は大体8キロ(2里)くらいでしょうか。地元の人たちが「畦町宿祭り」を10月22日(土)に開催するお知らせのポスターを見かけました。いいですね。



お祭り前に祭りを盛り上げるためか宿の街道沿いの各家々にプリミティブでユーモラスな土人形が置かれていています。旅人を歓迎しているようなで洒落た趣向です。




次の宿は「青柳の宿」古賀市です。かつての宿場町あとは今も雰囲気を感じます。



「青柳醤油http://www.aoyagi.tv/」―宿場跡に雰囲気のある店構え。洒落心ですね。



歩いていていくつもの発見があります。福岡県馬術競技場(古賀市)がありました。西日本屈指の大きさを誇る昼夜全天候型競技場だそうです。



これも発見。ムーミンの木とは!ここも古賀市青柳です。http://shitto.fukuoka.jp/content/49



今日のウォーキングは国道3号線九州自動車道のそば、普段は車で通りすぎるところが舞台です。新宮町です。国道3号線の西側−こんな木々の中に唐津街道が残っていました。



稲刈りの風景もありました。柿も実りつつあります。
台風の影響で心配されたもののお天気に恵まれ暑さの中の街道歩きでしたが風に秋を少し感じました。

今日のゴールは香椎としました。
15時半に到着。25キロ。休憩を入れて6時間半のウォーキングでした。宗像、福津、古賀、新宮…普段は足を踏み入れないこの地域の山手側の風景は印象的でした。


唐津街道「香椎−姪浜」間は普段から馴染の風景なのでオミットします。「小倉−博多―唐津−松浦−平戸−佐世保−彼杵」という街道は長崎街道にも劣らぬ歴史と風景のある街道でした。しかし長崎街道に比較すると折角の歴史遺産を評価、表現していない地元、自治体も多数で残念です。

次回は番外編・宗像−福津の海岸線を歩き、その後は島原半島です。